今年の指導員の研修テーマ
今年は、昨年に比べ雪が少ないですね。
先日、初めて指導員研修会&検定員クリニックに参加してきました。
今年のテーマは、三本の矢をどうまとめるかということで、如何に初級者を早くパラレルターンに導くか?
ということですね。
確かにスキーを続ける、続けないの分岐点には、パラレルターンが出来る、出来ないがあります。
私自身もパラレルターンが出来るようになる前は、スキーの不自由さが嫌でたまらなかった記憶があります。
私は、6年前までは、パラレルターンができませんでした。
道具を揃えたり、スキー入門ビデオを何度見ても、いろいろ考えても出来なかった。
でも、ふとしたきっかけで、出来るようになりました。
当時なぜか、安比のチケットたくさん貰っていたので、一人で安比のゴンドラ乗って、初級ロングコースを滑っていた時に、何気なく交互に板に前後差をつけて、滑ってみるとなぜか踏み換えせずとも滑れるではありませんか??
なんだこれは??という衝撃とともに、推進力がありながら、板を自在にコントロールできるという初めての体験をしました。
只、今思うとあまり良い滑り方ではなかったですが、それでもレールターン(というよりもサイドカーブに頼っただけ)に近いものだったと思います。
たぶんこんな感じ↓ スミマセン勝手に動画を拝借します。
どんな滑りでも雪上で自由になれる素晴らしさは、本当に感動モノです。
今回の研修は、ふとその時のことを思い出させるような研修でした。
担当技術員の方は、本当に素晴らしく、パラレルターンへの導き方へのたくさんのノウハウを提供いただきました。目から鱗が落ちる思いもたくさんで、教える自信がつきました。ありがとうございました。
今年は、Jr2級の子供たちを担当しますので、ちょうど6年前の私レベルの子供たちですので、一人でも多く、パラレルターンで、自由にゲレンデを滑走できる子たちになれるように良いコーチングをしていきたいと思います。
追伸
上の動画の滑りができるようになったら、すぐお近くのスキースクールに入りましょう!!!
この滑りの決定的な問題として、内足荷重が強すぎるためちょっとしたbumpを乗り越えられないので危険ですし、すぐに上達の壁にぶつかります。実体験済み。
でも、この爽快感は忘れないようにしてね!!