教えるのは難しい。教わるのも難しい。
日曜日は、とあるスキー場で、
午前は、子供たちにレッスンしました。(指導者)
午後は、大先生の指導を受けました。(生徒)
1日で、立場が違うことをするのもいろいろ勉強になります。
午前中のレッスンは、正直、教えるのが難しかった。
大人の2級を受ける予定の子から、今シーズン初めての初歩動作の子が混在の6名。
先ずはじめ、プルークファーレンで、まっすく滑ることができるかを確認。
初歩動作の子のみ蛇行
ここで悩む「初すべりだから、感覚が鈍いだけだろう・・・下まで滑れば、何とかなるか??」
※ここがターニングポイントだったと反省。
今思えば、滑走量が減ってもしっかりできるまで、プルークファーレンをやらせるべきだった。
とりあえず何とかなるだろうと、ブレーキ練習、階段歩行、パラレルスタンスからの山登りなど、一通り基本練習をこなす。
リフト2本目、両ストックを雪面につけての外向傾姿勢の練習。
その子は、テニスでは、県でもトップクラスの子。
320「テニスのストロークの様なイメージで、ターンはじめをテークバックの時のような感じで、両ストックを雪面について、ターンに合わせ前方にダウンスイングしていきまーす!!」
見よう見まねで、みんなやるが、かなりできていない。
次のレッスンの説明の時に、その子は、そっぽを向く
テニスではできることがスキーではできない。
多分、フラストレーションがたまって、その子は、完全にモチベーションダウン。
身近なスポーツを応用しようとし事が完全に裏目に出た。
320「(まずい、まず過ぎる。スキーが嫌いにならなければいいのだが・・・・・・・沈)」
今日の教訓「その人が得意なスポーツで、例えるのは、その人が確実にできる事だけにしないと逆効果!!」
その後は、モチベーションアップのために、フリー滑走を多めに投入。ワンポイントレッスンに切り替え・・・
その子だけは、最後まであまり上達が見られなかった。
今回のケースを教訓に、指導者として、いろいろ反省しなければなりません。トホホ
出来る子たちを多少我慢させても、初級者いる場合は、初歩動作をしっかりやるという選択をしなければならなかったなと思った次第です。
午後の大先生のレッスンは、こんな感じ
①外足を上げて、トップとテールを交互につけながら滑る。
ややできた。大先生からも腰外れなくなりましたねとうれしい言葉。(結構練習しました)
②外足を上げて、左右に振る
ちょっと怪しい。もっと練習してきます。
③外足ターンから内足へ。外足から内足の切り替えで、腰を内側に入れるもの
全くできない・・・・悔しー。
内足のアウトエッジに谷回りから山回りにスムーズに移行できない。
内足のアウトエッジ(小指側)に乗るのが怖い・・・転倒の予感が、上半身を固くするようで、上体の動きがブロック、それによってターンが始まらず、まっすく進むとのこと。
右ターンで、左外足に乗れない原因は、左ターンでのこの動きが悪いため、その補正のために左ターンに無理が出てしまうとのこと。
右ターンだけ練習してもダメということでした。大先生の観察眼は鋭い、勉強になります。
この様な指導者になれるように今後も精進いたします。
以上