スキー&テニス_素人がどこまでいけるか実験中

主にスキーのことを書いたり、スキーのことを書いたり、風景載せたりします。テニスは、よくわからないので、初心者的発想で書きますので参考になりません。あしからず・・

不整地小回り(コブ)の滑り方

昨日の午後に受講したレッスンでは、コブや不整地を滑りました。

午後の担当は、元自衛隊の準指導員の方

この先生の大回りのバックショットが、物凄くカッコいい

外向傾姿勢、いわゆる、くの字姿勢が、私の理想とする滑りでした。

自衛隊の方のアンギュレーションは、みなさん非常に上手い。

官品スキーっていうんでしょうか?
あの曲がらない板で日々訓練されている賜物でしょうが、軸のブレが全くない。

ブロック技術員クラスの滑りで、正直羨ましい。

講師「320さん、不整地行きますか?」

320「ハイ、頑張ります」

講師「普通に降りて来てください。」

ややモサモサの雪のため、普通に滑る


講師「ちょっと体を回し過ぎです。ストレッチングの滑りなので、このバーンには、合わないですね!」

足を伸ばしたターン。ベンディング系で降りて来てください。


320「なるほど。今まで勘違いしてた。不整地でもストレッチング系を極めようと思っていたが、上手く滑れてる時は、今思えば、結果的にベンディングターンをしてた。」

講師「コブ斜面も、ストレッチング系だと、バンクターンぽくなります。縦に行くには、ベンディングをマスターして下さい。」

今まで何となく、コブは、たくさん滑れば何とかなるだろうと思っていたが、不整地は、ベンディングターンが必須というのやっと納得できた。

極端な言い方をすれば、
整地は、ストレッチング重視。100%ではない
不整地は、ベンディング重視。100%に近い

上位の検定種目に小回りが二種類有るのは、この違いを見るためなのかも?

今までベンディング系の練習は、整地でその滑りは違うと言われてから、あまりやって来なかった。

要は、滑る場所(バーンコンディション)に応じて、その状況に適した技術で滑るってことですね。
何故違うのかということをもう少し深掘りすればよかったのでしょうね・・・・

教えて貰い。それをしっかりと深く理解するという事が大事だという事を学ばせて頂きました。

定期検診受けてますか?

毎週日曜日に子供達にレッスンして、真似をして滑りなさい。って言っておきながら、自分の滑りは、どうか⁇とふと疑問に思い昨日とあるスキー場の常設レッスンを受けて来ました。

こちらの目論見通り、午前は2人、午後は私1人となりほぼプライベートレッスンと相成りました。

午前中は、先週2級合格したばかりの方とご一緒
基礎スキー界へようこそ٩(^‿^)۶

午前の担当講師は、テク持ち正指導員の方

講師「それでは、滑りを見せてください!」

320「気合い一発 レッツゴー

(確かここのコースは、1級受験斜面のはず)

全力カービングターン-----決めるゼ!


(あれ ヤバイ 思った以上にスピード出る)

キャー、

体を倒しすぎ、地面スレスレを滑り、あわやクラッシュ

やってしまった。トホホ




危なく初っ端からレッスンをぶち壊すとこでした。


講師の方に、平謝り🙇♂、ごめなさい
もう暴走しません
気を付けます

午前中はおとなしく滑ることとしました。

講師「気持ち良さそうに滑ってましたね~
内倒してますので、外脚重視でお願いします。」

320「きっ、気を付けます。ハイ」

レッスン内容は、重心移動を中心に、足場を作ってからターンに入る事を丁寧に指導頂きました。

講師「320さんは、左右のターン弧が均等じゃないですね。右ターンが苦手のようですね。」

「要因としては、左の腰が止まって見えます。また、ターン後半、僅かに後ろですので、もっと前に乗りましょう

プライズになるとその僅かな差が、急斜面によって増幅されますので、普段からしっかり意識して滑りましょう!」

鋭いご指摘です。

講師「ストックの持つ手が視界に有りますか? 無ければ、常に見える位置に手のポジションを取って下さい」

320「キャー、子どもたちに言ってるのに出来ていなかった。ガーン」

という事で、定期的に滑りをチェックしてもらう事は、どのレベルになっても大切だと痛感しました。

基礎スキーって何だ!?

色々なスキーブログやサイトを見ているとアンチ基礎スキーの話に嫌でも出くわします。

個人的には、正直言ってどうでもいいです。

級別テストやテククラ、指導員系を基礎スキーと定義すれば、私は、基礎スキー界の人間になります。


私は、レーシングやった事は無いですが、ポール滑るのが大好きです。
レッスンでもポールが有れば、必ず滑らせます。

また、フリースタイルもやった事は無いですが、コブがあれば、1日中滑っていたいですし、レッスンでも怪我しない程度に入ります。

新雪は、フカフカであれば大好物です。
でもクラストは、正直辛いっす。


レーシングから見れば、基礎は邪道だとか、モーグラーより、コブ滑るのが遅いとか、そんな当たり前のことを鬼の首をとった事のように言うのには、違和感を覚えます。


スキーは、道具のスポーツです。

レース用とモーグル用の道具は、目的が全く違います。道具が違うと使い方も違います。滑る技術も違います。
彼らは、基礎の枠を飛び越えて、それぞれのスペシャリストです。

基礎スキーは、スキーを始めてやる方の初歩動作の指導やパラレルターンへの展開などレジャースキーヤーの技術力向上に特化していると思います。
そして、競技やフリースタイルに目覚める方々の水先案内人的な役割を担っていると思います。

故に、基礎スキーが中心なんてことはありませんが、縁の下の力持ちではあると思います。

日本の狭いゲレンデの中で、事故や怪我無く、快適に滑れる技術を身に着けるということが、基礎スキーの役割かと思います。

スキーは簡単か!?

個人的には、スキーは、難しいと言いますか奥が深いと思います。
常に、次の高い壁(技術課題)に直面します。

スキーが「できる」と「できない」の境目は、パラレルターンが「できる」か、「できない」かということになると思います。

スキーの初心者から初級者になるのは、比較的に短時間で出来るようになります。

センスがある方は、半日ぐらいで、「止まる」と「曲がる」を、「ハの字」でマスターできると思います。
斜滑降までであれば、両足を揃えた「パラレル・スタンス」まで2~3日で出来るようになります。

ターンの時だけ、プルーク・スタンス(ハの字)が出るという感じまで来ると、今のカービング・スキーであれば、圧雪していれば、大概の急斜面もほとんど転ばずに降りてこられます。

がしかし、基礎的なパラレルターンができる中級者になるには、初心者から初級者へのステップが2~3日の急成長から一転して、長~い、長~い、成長低迷期に突入します。

恐らく、ほとんどの方が、この低迷期に、スキー嫌いになる可能性があります。

どうやっても、ターンの切り替えで、「ハの字になる」、「板を踏み換えてしまう」という自分の意に反した動作が入ってしまい、パラレルターンの壁がとてつもなく高く感じると思います。

私自身も、そうでした。

ただよく考えると、その当時の滑走日数は、数年間のトータルで、30日未満です。

パラレルターンができたのは、滑走日数からすると30日を超えたあたりになります。


他のスポーツであれば、たった30日で、出来ますなんて言えますでしょうか??

昔テニスを部活でやってましたが、30回以上のストローク・ラリーが出来るようになるには、ほぼ毎日やって、1年以上かかったと思います。日数にすると、週6日として、300日以上かかっている計算になります。

一方、スキーは、30日ちょっとで、雪上で自由になれるパラレルターンを会得できます。
しかも、速度を出すには、筋力なんて余りいりません。急斜面に行けば誰でも勝手にスピードは出ます。

スピードを出すよりもスピードをコントロールする技術が必要になります。

筋力を使わなくても、技術でカバーできるということは、男性も女性も若者もシニアもあまり関係ないということですね、
体力差がそれほど高い影響を受けないということは、生涯スポーツとしてのスキーの優位性は高いと思います。

実際、私の知り合いの68歳の方は、テニスのパワーやスピードでは私の方がありますが、スキーでは、逆に私よりも遥かに上手く、力強い滑りをします。


ジュニア用のスキーブーツの話

先日、小学校のスキー学校に行ってまいりました。

1日目は、小学校5~6年生(中級クラス3人)を担当
2日目は、小学校3~4年生(上級クラス6人)を担当

2日目の小学校3~4年生の時は、クラスでも上級クラス(Jr1級所持者有り)を担当しました。
Jr1級所持者を除き、皆同じぐらいのレベルでしたが、1日での成長度には、大きな違いが出ました。

リアエントリーのブーツが1人、フロント2バックル2人、4バックル3人だったと記憶しております。

最初に全員の滑りを確認し、上体を回した滑りが多かったので、ノーストックのバリエーショントレーニングを中心に行いました。

最後は、ほとんどの子たちが、しっかりと足元から滑れるようになったと思います。

特に、4バックルの子たちの成長は、ビックリする位で、スピード、安定性共に凄く良くなったと思います。

2バックルの子たちは、若干の後傾は、最後まで直らなかったですね。

リアエントリーの子は、こちらの指示通りの運動を理解し、やろうとしていますが、どうも足元がふらついているのが最後まで続いていました。

足元を動かしたいのに、スキーが連動してこないのは、リアエントリーのブーツに問題があるような気がします。

自分の娘もジュニア1級受験前に、4バックルのレクザム上級モデルに変えたら、滑る姿勢が見違えるように良くなったことを思い出しました。

是非、親御さんには、自分のお子さんのスキーレベルを把握し、八の字を卒業しつつある状況であれば、4バックルのちょっと良いブーツをご用意いただければ、ありがたいと思います。


私自身もスキーを替えるよりもブーツを替えた時の方が、滑りが良くなった気がしますので、特に、スキーがブーツが負けている場合は、上位のものに替えることで、スキーの性能を最大限引き出しやすくなります。

ただ、スキーブーツを上位の物(フレックス硬め)にすると、足が合わない場合は、スキーをするのが地獄になるほど足に痛みが出て辛くなりますので、色々と履いてみて、違和感のない(当たって痛いところがない)物を選択してくださいませ。

新雪にハマる

先週末の土曜日は、午前中のみゲレンデへ。

コブ斜面もなく、若干吹雪いて寒い・・・・
あたり一面は、ほぼ新雪
整地に20~30cm位積もっている感じ

寒いので、クワッドリフトのコースに退避。5~6本ほど滑る。

飽きたので、パラダイスリフトへ移動
パラダイスリフトの下を滑走すると、フワフワの雪じゃないですか・・・

新雪の浮遊感は、たまらない・・・・久々に楽しすぎ・・・ハマってしまいました。

もしかして、スラバンに行けば、もっとフカフカ新雪が待っているのか!!!!
レッツGO!!!!

到着しました。  ” ワクワク ドキドキ ”

キャー、フカフカの雲の上を滑ってる感じだよーーーーーーーー

320「鳥になれたぜーーーイエーイ

   (スキーのトップが雪に) グサ!? 

   ---とうとう宙を舞っちまった。 サヨナラーーーーーーー」

ということで、1回転して、雪にハマりました。
抜け出すのは地獄だった。トホホ

かれこれ、同じシーン(トップが雪に刺さる)を4回ほど体験。

皆さんも新雪では、あまり張り切りすぎないように・( ^ω^)・・・